プレスリリース

サティス製薬トピックス

2011年1月13日
株式会社サティス製薬

2010年11月3日放送 NHK「ためしてガッテン」に撮影協力 受託評価試験テープストリッピングを用いて肌測定








2010年11月3日放送のNHK「ためしてガッテン カサカサがプルプルに!素肌力劇的アップ秘技」にて、受託評価試験を用いて撮影協力をさせていただきました。その試験「テープストリッピングによる角層診断」が放送後、高い評価を多数いただいております。

テープストリッピングを用いて肌測定

サティス製薬では、現在国内最多である61項目の評価試験を保有しております。その中から「テープストリッピングを用いた角層診断」は特に多くのお客様にご利用いただいている試験の一つです。
テープストリッピングによる角層診断は、まず皮膚表面の細胞を専用のテープを使用して摂取します。それを染色し、画像解析することで肌状態を見ることができる評価試験です。
直近の事例では、「冬のカサカサ肌」をテーマに、まずはテープストリッピングを用いて各年代の女性の肌の細胞を診断いたしました。すると、ターンオーバーが正常に行われておらず、細胞の状態も良いと言えないという人が、肌の手入れをしっかりやっているという人の中にもいたのです。つまり、普段の肌の手入れの仕方が間違っていたということです。実は、正常な皮膚は細胞がきちんと死んでいることが条件です。というのも、成長を続ける細胞には必ず“核”(DNA)が存在します。正常な皮膚にはその“核”がないのです。この事例では、サティス製薬で行った試験のデータを用い、手入れの仕方が間違っていた人の肌を、正常な肌に近づけるための方法を紹介いたしました。
今回、サティス製薬では本試験と、肌の水分量、水分蒸散量の試験を併用し、正常な肌に近づくためのスキンケアを行う前後の2回、データをとっております。このように本試験は、他の試験と組み合わせて使われることが多い基本的な試験となります。したがって、この他にも様々な用途でのご利用が可能です。

テープストリッピングによる角層診断

ターンオーバーとは?

私たちの肌は、ターンオーバーを繰り返すことで日々生まれ変わっています。
ターンオーバーとは、まず表皮の最下層にある細胞が押し上げられながら分裂を繰り返し、肌表面まで押し上げられます。その後、核を失った細胞が肌表面まで現れます。それが垢として剥がれ落ちるまでの、一連の過程のことを言います。ターンオーバーは、健康な肌では約28日かかると言われています。しかし、肌が乾燥や紫外線などの刺激を受けると細胞の分裂が盛んになり、ターンオーバーが速まってしまいます。すると核が残ったままの未成熟な細胞が形成され、肌の保湿機能やバリア機能が不完全になり、肌が荒れた状態になってしまうのです。正常にターンオーバーが行われていると、角質細胞の大きさは均一で、一層ずつきれいに重なった状態になっています。しかしターンオーバーが乱れていると、細胞が核を持ったままであったり、大きさが不均一で部分的に層が厚くなって見えます。
本試験では、角質細胞の面積や角質細胞の剥離状態、有核細胞率を求めることにより、ターンオーバーの状態や角質細胞の状態を評価することが可能です。

テープストリッピングの活用方法

本試験は、サティス製薬の保有する全61項目の受託評価試験の中で、最も多く利用されている評価試験です。化粧品販売メーカーや食品業界を始め、電子機器メーカーや医療業界、大学等からもお問い合わせがあり、様々な分野の方に幅広くご利用いただいております。
今後はさらに多くの方に利用していただけるようなシステムづくりを行い、日本一の受託評価試験数を誇るOEMメーカーとしてさらなる試験数の拡大を図ります。

■関連ページ

【NHK ためしてガッテン】
ホームページ:http://www.nhk.or.jp/gatten/

本件に関するお問い合わせ先
株式会社サティス製薬 広報担当 高橋夏希
TEL:03-5646-2434
FAX:03-5646-2435
E-mail:n-takahashi@saticine-md.co.jp

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