光毒性試験代替法:ROSアッセイ(ロスアッセイ)

「きれいテストラボ」の光毒性試験:ROSアッセイ(ロスアッセイ)
オイルや化粧品粉体、エキス類も評価可能(OECD TG495)


2019年6月15日
光毒性試験代替法ROSアッセイ(ロスアッセイ)がこの度、OECDテストガイドライン495として2019年、新たに収載されることが決定しました!

株式会社きれいテストラボは、ROSアッセイサービスを提供します。可溶性の化粧品・医薬部外品原料だけでなく、精油などのオイルやファンデーションなどの粉体原料、工業製品の光毒性も実験動物を用いずに評価することが可能です。

費用や期間などの概要は光毒性試験
他の光毒性試験との比較はROSアッセイと3T3-NRU法の違い

化粧品が太陽光に曝されて発生する活性酸素種(ROS)が皮膚に刺激を与える事があります。光毒性と呼ばれるこのリスクを、ROS発生量で評価する方法がROSアッセイ(ロスアッセイ)です。

ROSアッセイや細胞を用いた3T3 NRU-PT法では試験管内で光毒性を評価できるものの、粉体の光毒性評価が困難でした。また定量的構造活性相関と呼ばれる手法では、構造が既知な物質の光毒性を“推測”することしかできません。このように粉体の光毒性を、試験管内で評価することは従来できませんでした。 そこで当試験施設では、独自のROSアッセイ技術を開発し、日光に曝されるファンデーションなどの光毒性を、動物実験を行わずに評価することを初めて可能としました。  
 
この方法を用いて光毒性が低い化粧品用粉体(酸化チタン)を試験したところ、ROS発生量が少ないという結果が得られました。また、ROSを発生することで機能を発揮する粉体(光触媒用酸化チタン)を試験したところ、ROS発生量が多いという結果が得られました。これによって、粉体から発生するROSの量を正しく測定できていることがわかります。


化粧品の安全性に対する社会の関心は高く、品質保証に対する企業姿勢が問われています。”きれいテストラボ”では、安全性試験を幅広く揃えています。安全性評価試験設備を持たない企業でも、一通りの肌トラブルを予測回避し、消費者に対して安全性のより高い製品を届けることが可能になります。

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メディア掲載 "光毒性試験ROSアッセイ" 日本経済新聞の記事  »»

2019年夏 テストガイドラインに収載決定OECDテストガイドライン495

日米EU医薬品規制調和国際会議-安定性ガイドライン(ICH-S10)




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